プロテインの保存容器を買うときに、「1kgだから1Lの容器で大丈夫」と考えると失敗します。
プロテインは粉末ですので、粉末は空気を多く含むため、水のように1:1で重さと体積が対応しません。
プロテインはかさ密度が低いので要注意
プロテインの容量を考えるときに重要になるのが「かさ密度」です。
一般的なホエイプロテインのかさ密度は おおよそ0.39 g/mL 前後で、これは日本食品標準成分表や粉体工学の測定値に基づく値です。
1 g あたり約 2.56 mL の体積を必要とし、1 kg のプロテインなら約 2.56 L、3 kg なら約 7.69 L の容器が最低でも必要になります。
プロテイン1kgを保管するための容器(必要最小 ≈ 2.56L)
ここではおおよそですが、プロテインを保管できるサイズの容器を紹介しています。
容量があえばなんでもいいので一つの参考としてください。
1. ほぼきっちり: 2.6Lの容器(=プロテイン約1kg)

必要体積 2.56L をほぼぴったり満たす最小サイズ。
プロテイン1kgがちょうど入るくらいですが、スプーンなどを入れようとするとちょっと厳しいです。
何回か使えば入るとは思いますが、最初からまとめて保管しておきたい人には不向きです。
オクソー 保存容器 OXO プラスチック 密閉 2.6L ポップコンテナ レクタングル ミディアム
2. 少し余裕:3.0Lの容器(=プロテイン約1.15kg)

余裕をもって保存したい人向け。袋ごと入れられる場合もあります。
プロテイン1kg+スプーンでちょうどいっぱいくらいのサイズになります。
1kgを入れたい方にはこれくらいがちょうどいいサイズでしょう。
岩崎工業 保存容器 抗菌 ・ 防汚 ジャンボケース S 3.0L(商品ページ)
3. たっぷり: 6.0Lの容器(=プロテイン約2.3kg)

2kgはいりますので、まとめ買いをしたり、ある程度減ってきたら継ぎ足しをしたい場合にはこれくらいの容量があると便利です。
継ぎ足しをするときは新しい粉が上に来るので、継ぎ足したあと混ぜてあげると古いものが底に滞留しないので忘れずにやりましょう。
岩崎工業 ラストロウェア 保存容器 SLジャンボケース 大容量 ケース 6リットル
プロテイン3kg向け(必要最小 ≈ 7.69L)
こちらではプロテインを3kgで買う方向けです。
考え方は同じですので、説明はほぼコピペです。
1.プロテイン3kgきっちり:8.0L(=プロテイン約3.07kg)

必要体積 7.69L をほぼぴったり満たす最小サイズ。
プロテイン3kgがちょうど入るくらいですが、スプーンなどは・・・押し込めばなんとか?笑
何回か使えば入るとは思いますが、最初からまとめて保管しておきたい人には不向きです。
最小ラインを満たす現実的な選択肢。
リス 保存容器 クリアブルー 8.0L パッセハード 抗菌加工 日本製 WJ-3
2. 少し余裕: 9.0L(=プロテイン約3.46kg)

プロテインが3.76kg入るのでスペースには余裕があります。
特にいれるものもないと思いますが、心配であれば乾燥剤でも突っ込んでおきましょう。
岩崎工業 保存容器 抗菌 ・ 防汚 ジャンボケーススリム S 9.0L B-880 KB 日本製
3. たっぷり: 11L(=プロテイン約4.23kg)

10L以上あれば余裕を持って詰め替えが可能。
正直ここまでの容器はいらない気がします。多分でかすぎるし。
ただ、最近は5kgのプロテインとか10kgのプロテインもちらほら売られているのを見かけるので、それだけ大容量のプロテインを買っている人にはありかもしれません。
岩崎工業 ラストロウェア 保存容器 SLジャンボケース 大容量 ケース 11リットル 密閉 抗菌 日本製 プラスチック 米びつ 10kg 大型 収納ケース 蓋付き B-2897 KN
まとめ
- 1L容器にはプロテイン1kgは入らない
- 理由は粉は水より軽く、空気を含むため、密度が低い(0.39 g/mL 前後)。
- プロテイン1kgは 約2.56L の容器が必要。
- プロテイン3kgは 約7.69L の容器が必要。
- 容器は「きっちり」「少し余裕」「たっぷり」の3段階から選ぶと失敗しにくい。
自分自身あまりわかってなかったことを記事化しただけの備忘録のようなものですが、同じ悩みを抱えた人に届けばいいなと思います。
ぶっちゃけ容量とか体積とかわかんねーよ!って感じなんで笑
では
コメント